センタースタンド装着事例 ~ESGEオプティマ~

ESG_2E01s Bikeguy管理人ヒサユキです。通勤用に組み直したクロモリ自転車に、スタンドを装着しました。重量増を嫌って、長年スタンドは使ってなかったんですが、街乗りではあった方が何かと便利です。

そんな訳で、選んだのはユニコで最も軽量(本体254g)なスタンド、ESGEオプティマ(右図)。工具なしで着脱できるBikeguy QRスタンドとどちらにするか迷いましたが、オプティマの方がシンプルなスタイルでクラシックなクロモリ車に似合うし、センタースタンドは走行に影響を与えにくいので、こちらを選択しました。

130602_141912130602_142250 まず、商品タグの図に従って、取り付け位置の地上高を計測します。BB後ろ側のチェーンステイ下面の高さは、約280mmでした。

目安の数値がスタンドに表示されているので、まずは280の数字の所でカットしました。

車輪のインチ径に基づいた目安の数値も並んで表示されていますが、これと比較すると地上高280mmは車輪径24インチより短いことになります(笑)。同じ車輪(リム)径でも、フレーム形状やタイヤの太さによって装着部分の地上高は大きく変わるので、やはり地上高を計測するのが確かです。

 

130602_144306 仮装着して具合を見てみましたが、添付のキャップを付けずにそのまま使用するなら280の位置で良さそうでした。今回はキャップを装着するので、その厚み分もう少し短めにカットして、最終的には270の位置で再度カットしました。

自転車にセットするにあたっては、できるだけフレームに傷を付けたくないものですが、ゴムシートなどの弾性体を挟むと緩みの原因になります。できるだけ、金属同士が強く接するように装着して下さい。

私自身はチェーンの当たり面やアウターワイヤーの当たり面に使用するためのフレーム保護シールを貼付しました。この程度の薄さなら、緩みも起きにくいでしょう。

130602_153508130602_153246 前ギアやマッドガードで寸法がタイトなので、上面にはオプションのひし形プレートを用いて固定しました。

ひし形プレートは10数年前からある古い設計のプレートですが、上や横方向への張り出しが少ないので昔ながらのフレームには、一番マッチするようです。

これで、具合よく装着できました。ESGEスタンドには添付品以外に、オプションのパーツ類もあります。上手く組み合わせれば、さらに多くの車種に装着可能です(最下段参照)

130602_153408 センタースタンドは装着にやや手間が掛かりますが、無事装着できれば重心に近い低い位置にあるので走行感に影響が出にくいのが特徴です。輪行時にもジャマにならないし、目立ちにくいのでスタイル的にも違和感が少ないと言えるでしょう。

特にESGEのスタンドはさすがスイス製で、落ち着いた高級感があるので、自転車が安っぽくなりません。

■ESGEスタンド類 オプションパーツ
C: 取付けボルト(55mm) 定価 120円+税
D: ボルト用ワッシャ 定価 80円+税
F: 傘型プレート 定価300円+税
E: ひし形プレート[オプション] 定価320円+税
G: U型プレート(1個)[オプション] 定価280円+税 ※傘型プレートに装着して使用
H: 取付けボルト(20mm)[オプション] 定価100円+税 ※直付け台座用

※オプションパーツの販売は弊社より製品本体をお買上げのお客様に限らせていただきます。

この記事を書いた人

ヒサユキネット担当/商品開発/営業/経理/雑用係
自転車歴は30年近く。高校時代の日帰りツーリングに始まり、大学時代は日本中をキャンピング装備で東奔西走。現在は13回連続ノリクラ(全日本マウンテンサイクリングin乗鞍)出場中。坂好きですが、のんびりツーリングも大好き。現在の主力自転車は、オーダーフレームのクロモリバイク「猛虎四號」。ユニコではネット関連を始め、商品開発、広報、経理から日々の出荷作業まで、雑多な業務に追われる毎日。

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